2012-04-12 第180回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
我が国におきましては、平成二十二年の木材供給量約一千九百万立方メートルに対しまして、間伐材等の木質バイオマスは、収集・運搬コストが高いために、年間約二千万立方メートルが林地内に放置されている状況であります。
我が国におきましては、平成二十二年の木材供給量約一千九百万立方メートルに対しまして、間伐材等の木質バイオマスは、収集・運搬コストが高いために、年間約二千万立方メートルが林地内に放置されている状況であります。
したがいまして、こういった地域による不公平感をなくすために、ある程度国の方で収集運搬コスト、分別コスト、処理コストの、適正処理コストのガイドラインのようなものを早急につくっていただいて、高コストにならないように対応策をとるべきだというふうに考えておりますが、その点について大臣の御所見をお伺いいたします。
○松木大臣政務官 今言ったとおり、どんどんどんどん使っていきたいなと思っているんですけれども、今、間伐材というのは収集運搬コストが高いんですよね。ですから、何か年間二千万立方メートルがそのまま捨てられているということなんですね。これの利用促進というのが非常に大切なことだというふうに思っています。
そういう中で、なぜ林地残材が存在しているのか、なぜ利用されずに未利用になっているのかというと、なかなか、非常に今運び出す路網も整備されていない、運び出してもコストが合わなくて利用できないといった、そういう状況があると思っておりまして、そういう中で、一つにはやはり例えば林内でチップ化をするような技術を開発するですとか、それからその間伐材の収集・運搬コスト低減に向けた様々な取組、先ほど申しましたとおり、
今後とも、こういった施策を組み合わせまして、この木質バイオマスの利活用に資するよう、この収集・運搬コストの低減に努力をしていきたいと考えております。
しかしながら、木質バイオマスのうち林地に残されている残材につきましては、収集運搬コストが高いというようなことのため、今の段階ではほとんど利用されておりません。いかにこのコストの縮減を図るかが課題というふうになっていると考えております。
しかしながら、この木質バイオマスのうちの林地残材につきましては、収集・運搬コストが高いということのためほとんど利用されていないわけでありまして、いかにこのコストの縮減を図るかということがまず課題でございます。
三点の革新的技術があって、一つは収集・運搬コストの低減、一つは資源作物の開発、もう一つはエタノール変換効率の向上でございます。 まず一点目お伺いしますが、この収集・運搬コストの低減を本当にこれはどのように図っていくのか。本当に地域地域に行きますと、私たちの地域にはこんなにたくさんの未利用のバイオマスがあるんだと、ここにすごく期待しているわけでありますね。この収集・運搬コストの低減が図られると。
しかしながら、木質バイオマスのうち林地残材につきましては、収集運搬コストが高いためにほとんど利用されておらず、いかにこのコストの縮減を図るかということが課題となっていると考えております。
○政府参考人(辻健治君) 森林整備に伴い発生する林地残材につきましては、収集、運搬コストが掛かるということから、先生のお話のようにほとんどが利用されていない状況でございまして、木質バイオエタノールの実用化に向け、こうした未利用木質バイオマスをいかに効率よく収集、運搬しコストを下げるかが大きな課題というふうに思ってございます。
また、バイオマスにつきましては、エネルギーの変換効率の向上やバイオマス資源の収集、運搬コストの低減等を目指した技術開発実証実験を進めてまいります。加えて、運送用燃料としてのバイオマス燃料の導入を円滑に行うための環境整備にも取り組んでまいります。
それから委託の場合が五千四百二十円という収集運搬コストになっております。東京都下の、必ずしも対応いたしませんが直営の場合には一万一千から一万七千円、それから委託の場合には八千円から一万五千円ということでございまして、若干コスト的には委託の方が安いという実態のようでございます。